今日は東日本大震災が起こった日。
私は当時中学生でその週は三者面談があり、3月11日は私は面談がなく早めに家に帰りました。まだ家族は誰も帰っておらず、テレビでも見ようと思いテレビをつけて絶句した記憶があります。
黒い波がどんどん田んぼや家を飲み込んでいく映像が次から次へと流れていて、ミヤネ屋の宮根さんが慌てて話していたことも覚えています。
怖くなってテレビを消して、でもまたつけて。そのあとすぐ家族にLINEしたり電話した気がします。
そのあとの1週間ほどのことも強烈に覚えています。テレビはずっと11日の映像を繰り返し流し、被災地の避難所での生活、増えていく死者数と行方不明者数の表示、足りない物資の伝達、福島の原発の何度も変わる情報、メルトダウンの説明、募金の情報、ACのCM。
全てが強烈に記憶に残りました。
数日は怖いと言うよりも呆然としていた気がします。関西では被害がなく最初は実感がわかなかったからです。しかし、実感が湧いてきたのは数日経ってからでした。東京に住んでいる母の友人がお水がどんどんお店からなくなっていく、補充されないことで困っていると言うのです。一体どうなってしまっているのか、訳がわかりませんでしたがとりあえず送れる分だけお水を送ろうとなり、私も一緒にお水を買いに行きました。しかし、なんと家の近所のスーパーやコンビニでもお水が減ってきていました。たくさんの人が同じように買って送ろうとしていたのです。
異常なことになっていることはすぐにわかりましたが何をしたら良いのか当時はよくわかりませんでした。デマも多く流れていました。募金をするにしてもあそこの団体はちゃんと被災地に届かないらしい、中学生の間でもそのような噂が流れていました。
結局、ちょこちょこと募金をしたりテレビを見ているだけで時は過ぎて行きました。
あれから9年。東北へ行ってみたいと思っていながら結局行けていません。ぜひ行ってみたい場所の1つです。
何もできなかった当時、実際はどうだったのか、報道との違いはあったのか、今はどうなっているのか、大学生の間に知りたいなと思います。
では、また。