ポルトガル留学記録/いろいろ

ポルトガル留学中のいろいろを書いてます。留学後も関係ないことをちょっとつらつら。

番外編① ビザの書類の話

 

こんにちは、今回はポルトガルに滞在する為に必要だったビザのことを書きたいと思います。

 

ビザの種類はかなりたくさんあり、混乱します。ビザを取得することに慣れてない人は必ず混乱します。なので、きちんと調べてから動くことをお勧めします。

 

私が申請したビザは中期滞在査証のE6というものです。ビザはまず大まかに在留査証と中期滞在査証の2つに分かれます。

中期滞在査証の中には7種類ものビザがあります。自分に合ったものを選ばなくてはなりません。

 

ポルトガル大使館のホームページに書いてありますのでそちらをご確認ください。

 

用意する書類がこれまたたくさんあります。最初に書類ごとに用意する締め切りの日を自分で設けておくといいと思います。(計画を立てて、目に入る所に貼っておくことをオススメします!)

 

a) 申請書

申請書は中期滞在査証のページを開くと専用の紙を印刷できるようになっているのですぐにわかると思います。

 

b) パスポート

パスポート原本が必要です。コピーはダメです。査証申請期間満了日から数えて3ヶ月以上の有効期間を残すパスポートでないとダメなので、パスポートの有効期限を必ず確認してください。

 

c) 写真

3枚から4枚用意しておきましょう。

 

d) 往復の飛行機のチケットの予約証明書

これは飛行機を予約した際に後に送ってもらえるeチケットと呼ばれるものを提出したら大丈夫です。コピーで大丈夫だったと思います。往復分ないとダメなので確認してください。(まぁだいたい往復分買うと思うのですが)

 

e) 保険証証明書

海外で使える保険に入って、その証明書を提出する必要があります。いろんな会社、オプションがあるので相談して決めてください。大学生の場合、各大学で勧めてもらえることもあると思います。その場合の方が安い場合もあります。私は直接大学に割引のある保険があるのかどうか聞きに行きました。英文の書類にしてもらいましょう。自分で持っておく分は忘れずに出発する際に持っていきましょう。

 

f) SEFによるポルトガルでの犯罪の有無を確認するための要請書

これは申請書と同じく該当の紙を印刷できるようになってます。

 

g) 無犯罪証明書(アポスティーユ証明が必要)

住民票を登録している県の警察本部(県警や府警)で申請しなければなりません。各警察によって予約がある場合などもあるかもしれないので電話してみてください。申請から届くまでに私は2週間ほどかかりました。(場所によって早く届くそうです)

そして、アポスティーというのは外務省の証明ことです。東京の外務省に直接向かうか、郵送。または分館が大阪にあるのでそちらに直接向かうか、郵送になります。郵送になるとまた時間がかかるのでなるべく直接行ける距離なら行くことをお勧めします。

 

h) 経済状況を示す書類(残高証明書)

ポルトガルで十分に生活していけるかどうかの証明になる書類です。口座を持っている銀行の受付へ行き、残高証明書を出してもらいます。英文のものの方がいいと思います。100万円から150万円程あれば大丈夫だと思います。(何人かの人に聞いた統計です)

 

i) 入学許可を含むポルトガル教育機関が発行した証明

留学先の大学の入学許可書を提出します。原本でないとダメです。メールで原本を早めに送ってもらうように頼んだ方がいいと思います。原本はかなり着くのが遅いです。

 

j) ポルトガルでの滞在状況が保障された書類

ホームステイかアパートに滞在することになると思うのですが、大家さんの直筆のサインが必要になります。書類を送ってもらえるように早めに家を決めて大家さんに頼みます。

 

k) 現在日本で在籍している大学の在学証明書

英文で在学証明書を出してもらいます。

 

m) 宣言書

ポルトガルに不適切に入国した場合に責任を自分で取りますという宣言書です。こちらもホームページから印刷できます。

 

私が用意した書類は以上です。人によって用意しなければいけない書類は違うと思うのでこれだけではないかもしれないと思っておいてください。

 

 

青文字のアンダーラインが引かれている項目はなるべく早く用意した方がいいものです。それらを用意しないと1番最初の大きめに書いた申請書の項目を埋めることができません。

 

飛行機は早めに取っておかないと席がどんどん埋まっていきます。購入の際にオープンチケットにしておきましょう。オープンチケットにしておけば、追加料金は各会社によって異なりますが帰りの飛行機の日時を変えることができます。

 

全ての書類が用意できたらポルトガル大使館に提出します。郵送でもできますが、私は申請書に何箇所か不備があり返ってきてしまいました。郵送でもうまくいく場合はあります。しかし、細かいところは直接行って聞く方が確実です。結局東京のポルトガル大使館へ行きました。返却してもらう時は郵送にしました。

ポルトガル大使館へ行く際は電話予約してください!

その際に郵便局やコンビニで売っているレターパックプラスを買って、自分の住所や大使館の住所を書いて持って行ってください。赤の方です。レターパックを渡す前に追跡ができるシールがあるので剥がして自分で持っておきましょう。何かあった時に安心です。

 

ビザはギリギリの1週間前に届きました。提出してから1ヶ月以上かかりました。夏はビザの申請が多いらしいです。夏に提出する人は十分に注意してください。

 

いろいろと困ることがあると思いますが、早めに少しずつ焦らず進めていけば必ずゲットできます。わからないことは経験者に聞くか、直接それぞれの機関に問い合わせてみることが確実だと思います。

 

では、また。